西塘は地勢が平坦で、数多くの川が此処を流れ、美しい自然風景を持っている。合せて九つの川により鎮の中心部が八つの区域に 分割されている。無数の橋により水郷が一体に繋がれ、古くから「九龍奉珠」、「八面来風」という異名が名づけられている。 西塘鎮の中に明清時代の建築群も完全な形で随所に残っており、その芸術性と 研究価値は非常に高く、国内外の古代建築研究界において、専門家達の注目を集めている。上空から鎮を眺めると、緑豊かな水郷の景色が一目瞭然。朝に、小橋が流れる川に点在し、岸には白い壁が高 く聳え、水中に投影されものすべてが幻のように見えるが、夕方になると、堤灯りが水面に映し出され、暗闇に浮かび、船が行き交う音だけがあたりに響きわたり、酒の香りが漂う幻想的な景色に変る。 漢詩、水墨画のように美しい水郷の町を歩くと、人が絵の中で散策するか或いは絵が心の中で動くか分からなくて、まるで桃源の物語みたいな感じである。